2010年夏期号 高校説明会報告

2010年 夏期号

高校説明会報告

城北高校

報告者 胡子俊英

1、大学合格実績

東大20名(現役9名)、東工大17名(11名)京都大4名(4名)、国公立医学部25名(11名)、早稲田132名(81名)、慶應96名(64名)東京理科大122名(76名)という実績は、過去三年で見てもまずまずの成績のようです。特にこの学年は医学部志望者が多かったので、東大が減るのではと危惧していたのが、どちらも昨年比アップということで、胸を張っての報告でした。

中学入試で2/1に参入して10年目を迎え、六年間一貫指導の成果が着実に上がっていることを強調する説明でした。また、特に東大20名のうち14名が理系で東工大、医学部にもかなりの数を合格させているとの自負から、理系の指導に自信を持っていることを強調する内容でした。

指定校推薦も数十校から枠があるにもかかわらず、今年度は早稲田6名、慶應1名、上智1名に進学したぐらいで、ほとんどが一般入試で挑戦しているとのことです。

 

2、入学者選抜

①推薦入試 実施せず。

②一般入試

大きく変化するのは、従来2/11の一日だけだったのが、来年度2/11と12の二日入試日を設ける点です。

 

第1回

第2回

募集人員

60名

30名

試験日

2/11

2/12

試験時間・配点

英語 60分・100点

数学 60分・100点

国語 60分・100点

英語 80分・140点

数学 50分・80点

国語 50分・80点

合格発表

2/11

2/13

延納制度

あり(公立発表日まで待つ)

検討中

二回目の入試で英語の配点・時間を増やし、英語力重視の入試を行うということですが、これは、大学合格実績のためには、英語のできる生徒が欲しいという明確な意思表示と言えます。中学での英語学習の重要さを裏付ける、高校側の本音が垣間見える制度変更です。入試問題は難易度を変えずに、英語は長文の分量や記述解答を増やし、逆に国・数は減らす措置を採るということでした。

2/12と言えば、青山学院や明大明治、明大中野等の大学附属校の入試日と重なります。また同じ進学男子校の成城高校とも重なりますが、私立トップ校を狙う受験生の併願者を取り込もうという作戦でしょう。ただ、2/11と12両日の複数回受験を認めるかどうかは現在検討中ということでした。

 

3、その他

城北は中学と高校の募集をしていますから、中学入試も含めて各科目の指導の内容、入試問題の意図等の説明もありました。各科目10分程度の説明があったのですが、英語の担当者だけ、ほんの一、二分で終わってしまい、高校入試での変更点の目玉である英語重視についての説明は皆無でした。今年から英語主任になったという先生でしたが、元気がないのが気になりました。

それに対して、理科の担当者はパワーポイントを利用した説明で、設定に時間がかかったのはご愛敬として、中学入試珍答案の紹介(ニワトリの足を四本描いた生徒が2割いた、魚の絵を描けという問題で四角い切り身を描いた生徒がいた)等で聴衆を引きつけた上で、「実験・観察を重視し、理科の指導に力を入れています!理系を目指す生徒をどんどん送り出して下さい!」という熱意が伝わる説明でした。

数学の説明では、中高共に計算力不足の生徒が目立つという指摘がありました。また中学社会の説明の中で、漢字の誤りが目立つという指摘もありました。また過去問と同様の問題を出題したにもかかわらず、正解率が高くなかったので、過去問の研究は、塾の方でも十分指導して戴きたいというお話もありました。